手軽かつ本格エアコキ・ガン 東京マルイ コルトSAAシビリアン【レビュー】

トイガン

西部劇でおなじみのコルトSAA(Single Action Army)は、トイガンですでにいくつかのメーカーから発売されていますが、エアコッキングで発射するタイプは東京マルイのみが扱っています。

小学生の頃よく遊んだエアコッキング・ガンに懐かしさを覚え、リボルバーのカッコよさとロマンをエアコッキング・ガンで再現した東京マルイSAAを「手にしてみたいなー」と思っていて、今回ようやく手に入ったのでレビューしていきたいと思います。

 

150年の超ロングセラー銃


コルトSAAキャバルリー
引用元: https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=996790

コルトSAAは、アメリカにあるコルト社により1873年から生産が開始され、翌年からアメリカ陸軍に支給されるようになりました。

銃名のSAA(シングル・アクション・アーミー)が示すとおり、ハンマーを後部に倒してからトリガーを引かないと発射できないシングル・アクションのみとなっており、引き金を引くだけで発射できるダブル・アクションの現代リボルバーとは大きく異なります。

弾丸の装填や発射、次弾の装填を1発ずつ手動で行う必要があり、速射性には欠けますが、強力な45ロングコルト弾を余裕を持って撃てる頑丈さと信頼性により、アメリカ軍の評価は高く、1911年にコルト・ガバメントM1911が軍の制式拳銃として採用されるまでアメリカ陸軍で使用され続けました。

M1911A1コルトガバメント

SAAの後継でアメリカ軍に制式採用されたコルト・ガバメントM1911
引用元:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/gas/blowback/58

コルトSAAにはいくつかのバリエーションがあり、騎兵向け銃身長7.5インチの「キャバルリー」、砲兵向け5.5インチの「アーティラリー」、そして4.75インチと短銃身で民間向けに販売された「シビリアン」となっています。

SAA.45 アーティラリー 5 1/2インチ ブラック【エアーリボルバー プロ】
SAAアーティラリー
引用元:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/aircocking/revolver/493

 

SAA.45 シビリアン 4 3/4インチ ブラック【エアーリボルバー プロ】
SAAシビリアン
引用元:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/aircocking/revolver/502

銃口のサイズも45口径のほかに20~44口径まであり、1870年代~1940年代初めまでに製造されたモデルを「1stジェネレーション」、第2次世界大戦で一時製造が中止され、戦後の1950年代~70年代に製造されたモデルを「2ndジェネレーション」、その後に製造された「3rdジェネレーション」「4thジェネレーション」と続いて、最初の製造から150年以上たった現在でも製造され使用され続けるロングセラー銃となっています。

 

東京マルイ製SAAシビリアン

今回のモデルは、銃身長4.75インチとSAAの中では最も銃身が短く民間向けに販売された「シビリアン」2ndジェネレーションモデルをエアコッキング・ガンとして再現しています。


PANDORA ARMSの木製グリップに付け替えた東京マルイのSAA
光の加減でプラスチックのフレームも金属に見える。対象年齢10歳以上用ながら
東京マルイのこだわりが見える

これ以前に東京マルイからは、SAAアーティラリーが出ていますが、個人的には短銃身で取り回しがよく、コンパクトにまとまっている「シビリアン」の方が好きです。

また、SAAアーティラリーは黒のプラグリップでおもちゃ感が出ているのに対して、シビリアンは木目調のプラグリップで、その木目塗装がすばらしくSAAを引き立ててくれます。

「グロック」や「シグ」などの現代的な銃は、プラスチックのグリップがよく似あいますが、SAAのような古典的でロマンを感じさせる銃は、木目調グリップが一番よく似合うなと個人の感想を持ってしまいます。

対象年齢10歳以上用とは思えない完成度

SAA.45 シビリアン 4 3/4インチ ブラック【エアーリボルバー プロ】
全体として良くできているが、とくに木目調のプラグリップは触ってみないと本物の
木製グリップと見分けがつかないほど良くできている。
引用元:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/aircocking/revolver/502

SAAモデルは初めて手にしてみたのですが、東京マルイ製SAA「シビリアン」の箱を開けた瞬間「うわ、良くできてるなー」との第一印象でした。

手にした感じも、銃身やフレームの滑らかさ、銃の刻印が見事に再現されており、特に木目調のプラグリップの塗装がすばらしく、持ってみないとプラグリップだと分からないほどです。

ただ、エアコッキング・ガンの性質上、エアポンプをグリップに内蔵しているため、SAAを初めて手にした私でも、「若干太いかな」という印象でした。

グリップが太くて気になるという人は、「PANDORA ARMS」の木製グリップを装着するのをオススメします。こちらグリップだけで1万円と値は張りますが、無加工で装着できて一気にSAAの見た目が引き締まります。

ウッドグリップ|東京マルイ SAA.45 シリーズ|スムーズ/ブラウン [AWG-1459] | パンドラ アームズ|モデルガン・エアガン|PANDORA ARMS
●材質:樺(カバ)●カラー:ブラウン●適合:東京マルイ製 エアリボルバープロ SAA.45 アーティラリー、シビリアン●固定ピン付属 ※あらかじめグリップに装着(画像参照)●取付け方法:動画で確認●仕上げ:無塗装、オイル仕上げ(程よい光沢感

何より「グリップが太い」という違和感もなくなり、より握りやすく握り心地もよくなるので是非オススメです。


PANDORA ARMSの木製グリップを装着したSAA

個人的には木目調の純正プラグリップもけっこう気に入っているので、「PANDORA ARMS」の木製グリップが入っていた袋に入れて保管してあります。

気になる実射性能の方は、付属の0.12gBB弾がホップ調整なしで素直に飛んでくれて、10メートル以内の近距離ならばガスブロにも負けない性能があります。

 

動画内のSAAグリップは、純正プラグリップ装着時のもの

操作が実銃同様に独特で、ハンマーをハーフコック位置まで引いてローディングゲートを開け、BB弾の入ったカートリッジを一つずつシリンダーに装填していきます。

このハーフコックのとき、トリガーを引いてしまうと故障のもとになるので、トリガーを引くときは必ずフルコック位置までハンマーを引きます。この辺の操作については付属の説明書をよく読みましょう。

またエアコッキングなので、ハンマーを引くときに少し力が必要ですが、慣れてくれば問題ありませんし、片手で引けない場合は両手で引けばフルコック位置にかかります。

初めは少し操作に戸惑いますが、説明書をきちんと読んだうえで操作すれば問題ありません。

 

SAAを初めて買う人にはオススメ

対象年齢10歳以上用のエアガンながら外観、操作性、実射性能を総合して完成度が高く、子どもだけでなく大人も十分楽しめるSAAモデルとなっています。

なのでSAAに特にこだわりのない人や、SAAを初めて買う人には東京マルイのSAAは是非オススメします。

ガスの残量や冷えを気にする必要のあるガスガンや、バッテリーの残量を気にする電動ガンと違い、エアコッキングという手軽さや扱いやすさで入門的な本格エアガンといえるでしょう。

まとめ

東京マルイの製品は久しぶりに扱いましたが、やはり「安定のマルイ」という感じで今回のコルトSAAもいい意味で期待を裏切られました。

対象年齢10歳以上用ということで、実射性能がそこそこならいいなと思っていたところ、「外観はリアル」「操作もリアル」「実射性能も文句なし」という高次元でまとめられたモデルとなっています。

まだインターネットがそれほど普及していない小学生のときに、地元の模型店では東京マルイのエアガンがずらりと並んでおり、当時は1,900円シリーズのエアコッキングガンをよく買ったものですが、今にして思えば箱出しですぐ使用できて、初期不良は全くなかったのを覚えています。

また、その後購入したガスガンなども含め操作性がよく、他社のエアガンのように箱出しではマガジンの出し入れやセイフティーが固くて動きが悪いということがまったくありませんでした。

今回のコルトSAAシビリアンも同様に操作性がよく、そのうえ対象年齢10歳以上用とは思えないリアルさを兼ね備えて、グリップが少し太いこと以外、欠点を探す方が難しいといえます。

ヘタに他社のSAAガスガンなどは選ばず、エアガンでSAAの入門銃といえば、東京マルイのSAA一択といえるほどオススメできるモデルです。

 

 

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