東北では、梅雨前線の影響により、明日19日(水)にかけて激しい雨が降り、先日大雨に見舞われた秋田県や青森県など、再び大雨となる可能性があります。
同様に北陸でも19日から20日にかけて激しい雨が降り、大雨となる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
土砂災害や河川の氾濫には前兆があるので、山間部や河川の近くにお住まいの方は、その前兆を把握して身を守る行動をとりましょう。
土砂災害の前兆
- がけにひび割れができる
- 小石がパラパラ落ちてくる
- 水が湧き出る、水が濁る
- 地鳴りがする
- 地面がひび割れる、陥没する
- がけや斜面から水が噴き出す
- 地鳴り、山鳴りがする
- 樹木が傾く
- 亀裂や段差が発生する
- 川の水が濁り、流木が混ざる
- 腐った土の匂いがする
- 雨が降っているのに水位が下がる
- 立木が避ける、石がぶつかり合う音が聞こえる
- 山鳴りがする
引用元:news.yahoo.co.jp
10年近く前に、私の家の裏山のすぐ脇が土砂崩れを起きたときは、家の窓を全て閉めているにもかかわらず、テレビの音が全く聞こえない豪雨が3~4日ほど降り通した後でした。
幸い自宅には被害がなかったものの、土砂崩れを偶然目の前で目撃したので、土砂崩れとは簡単に大木を流してしまう恐ろしいものだとの実感を今でも覚えています。
以来、窓を全部閉めてもテレビの音が全く聞こえないくらいの豪雨が3~4日降り続けたら、土砂災害が起こる目安にしています。
降水量や山の地形によるので、一概にこの目安は適用できないかもしれませんが、山間部に住んでいる方は、避難をする一つの目安として参考にされてはいかがでしょうか。あくまで、お住まいの地形や土質、その時の降水量によりますが。
河川の氾濫への対処
- 普段では見られない水位の上昇
- 川の水が泥水になる
これらが見られたら、河川に近づかず、また大雨が降った後は決して川に様子を見に行かないようにしましょう。
普段から避難先などを決めておく
家の隣の土砂崩れを起こしたとき、近くの親戚の家に避難しましたが、やはり普段から避難先を決めておくのは大切です。山間部から離れた近くの親戚がいれば、そこに避難させてもらうように事前に話をしておく、近くに学校や避難できそうな頑丈な建物があれば、そこを避難先に決めておくなど。
こういう災害に見舞われたときには、身体的な疲労、とくに精神的な疲労は考えている以上に大きいので、普段から避難先を決めておくことで、迅速な避難と精神的な負担を減らせます。
大雨による土砂災害や河川の氾濫において、やはり自分や周囲の人の命が助かることが第一なので、ぜひこれらのことを踏まえて、身を守る行動をとりましょう。
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